今回の緊急事態宣言は、昨年春のものよりかなりゆるくなる見込みだ。
小・中学生の登校はこれまでと変わらないようだし、イベント制限も厳格ではないようだ。以前と比べて制限をゆるくするだけで、国民に「去年の春ほど厳しくないな」「春のように頑張って守らなくてもいいんだな」と思わせる効果がある。やる時は短期でビシッとやらないと効果が出ない。
今回の緊急事態宣言の内容は、政府の認識不足であり、判断ミスだった。法的罰則なしで、どれほどの国民が守るだろうか。「二兎追うものは一兎も得ず」となる。
学校や高齢者施設、病院などでのクラスターが目立つ。宣言発出後も会社員は満員電車で会社に向かうだろうし、学校も普通におこなわれるので症状が出にくい子どもが感染し家族にうつし親が電車や会社で広めることになる。
宣言の規制内容を守ろうという気持ちも起きないだろうし、対策そのものも不十分だ。今すぐにでも総理大臣を変えなければ、後手でトンチンカンな対策がいつまでも続くように感じられる。
南アフリカの変異種は開発されたワクチンが効かないかもしれないともいわれている。新型コロナウイルスがどんどん進化し、人類が想像している感染拡大のピークは、ただの序章に過ぎなかったとならないように、終点は人類滅亡の危機であることを頭の片隅において、対応にあたった方がよいと思う。経済など後でどうにでもできる。最悪のことは考えたくないし起きないと断言したいだろうが、否定できない以上備えた方がよい。
今、日本政府がやることは、感染者を限りなく0に近づけ医療体制を回復させるためにロックダウンを2カ月間おこない、守らない人は厳格に処罰するということだろう。店の経営が・・・とか人権が・・・ということは、死(人類の滅亡)の前には何の意味もない。そして海外からの入国を2カ月間一切禁止し、日本の感染者が0に近づいたら入国だけは厳格にしながら国内で経済を進めればよい。これを今やるしかない。いずれ次の変異種、その次の変異種、またその次の変異種にワクチン製造は追いつかなくなり、行き詰ってゲームオーバーとなる可能性を否定できない以上、今厳格にやって日本が助かるしかない。これまでの後手後手の対応はその先にさらにひどくなる余地があったが、最後の後手は先がないことを忘れないようにしたい。