今年、遺産争いをテーマにした「危険なビーナス」というドラマが話題になった。
民法で法定相続分が決まっているのに、なぜ遺産相続の争いが起きるのだろうか。
土地や遺品など分割できないものは換価分割(現金化して分割)し、それぞれの思いや考えを介在させないために、あとは法定通りに分割すれば、基本的に問題は起きない。
では、どういう時に遺産争いが発生するのだろう。それは、一方が法定とは異なる配分を要求してきた時であろう。それぞれの都合や考えを言い合っても争いになるから法定相続分があるのに、どうしてもそれを無視して一方的に要求を突き付けるのは困った行いである。自分の思った通りにならないと我慢できない人が、世の中にはけっこういるのだろう。
身内と絶対に遺産争いをしたくない人は、民放が定めた法定相続分通りにするか、相手が要求してきた相続分通りにだまってするか、2つに1つしかない。