日本医師会会長が記者会見を行い、「全国で感染で感染が広がっている」と、危機感をあらわにした。
どうやって広がったのだろうか。それは人の移動によってなのだろう。宅配の荷物や郵便物の表面にウイルスがついて運ばれたことも考えられるが、紙上でのウイルスの活性期間は段ボールで約24時間であるし、人々の手洗いも日常化しているので、その可能性は低い。
Go Toが始まるまでは、多くの国民は移動もあまりしないで、それなりに自粛を意識して生活していたと思う。しかし、Go Toが始まり責任を押し付ける相手ができ(政府)、感染拡大防止における不合理な理由付け(Go Toで激安になるし経済を回せるという理由)ができるようになった後は、タガが外れたように多くの人が全国各地の観光地や旅館に押し寄せた。先日の3連休の際の人ごみは、ものすごいものだった。
もちろん、どこにも旅行に行かず、自粛を続けていた国民も多くいるだろう。テレビではGo Toに行った人ばかりがクローズアップされ、ほとんどの国民がどこかに旅行に行ったような錯覚になるが、それは割合からするとごく一部で、半分以上の良識を持った国民は、自粛を続けていたであろう。
現在の状況はかなり厳しくなってきている。この状況を引き起こしたのは、Go Toをつかって全国の隅々まで移動した人達である。欲のままに自分勝手な行動をした人達に、Go Toが始まる以前の状況に戻してもらいたい。重症患者数が日々過去最多を記録し、亡くなる人も増えている。誰が間接的に殺したのだろうか。避けられた間接的な人殺しの看板を背負って一生生きていけばよい。Go Toに行き、何も考えずに楽しそうにしている人々を見ると、怒りが沸いてくる。
繰り返しになるが、1日の新規感染者数が3000人近くになり、空気が乾燥して感染力がさらに増している今の時期に不要不急の外出をしてはいけない。Go Toなどのことは、しばらく忘れてほしい。良識のある多くの国民も一緒に暮らしているのだから。「他人に迷惑をかけない」ということを、小学校で何百回も教わってきたはずだ。