来年、辛坊治郎氏が再びヨットで太平洋横断にチャレンジするという。以前、再チャレンジするとは絶対に言えないと話していた。私は嘘つきは大嫌いだ。嘘をつくことは、その人のわがままのために他人に迷惑をかけたり被害を大きくしたりすることになるからだ。次のチャレンジは、彼に取って非常な危険なものになってしまうだろう。

 近くのハワイや東南アジアなどへヨットで頻繁に行って慣れている人であったり、海の冒険家のようなプロであったりするならヨットで太平洋横断に挑戦する資格もあるだろうが、あまりにも無謀である。運や神頼みの挑戦に見える。

 途中、前回のように何かに衝突して彼の船が壊れたり機械が故障したりして動けなくなった場合、彼は再び救援を求めることができるだろうか。前回の挑戦失敗で多大な迷惑をかけたこともあるため彼自身それだけはできず、死ぬことを選ぶのではないだろうか。

 再挑戦をしなことが最も良いのであるが、絶対に挑戦するというのであれば、途中で動けなくなった場合に必ず救援を求めることを確約させるか、マスコミの前で救援を求めることを公言させるなどしなければいけない。どんな人であろうと、死を覚悟したまま出航させることは、あまりにもつらいことだ。今の彼は思いが強くなりすぎて冷静で客観的な判断ができなくなっているように見える。周りの人々のいろいろなサポート、アドバイスが必要であろう。