来年の3月11日で10年がたつ。3月11日が近づくと売名行為が目的のような芸能人がテレビに出て、「ずっと応援していきたい」と言う。本当に応援したいのであれば、その頃だけテレビ局の撮影スタッフを引き連れて現地巡りをするのではなく、マスコミ抜きで年間を通して人知れず現地を訪れて被災者を励ましたり寄付をしたりすればよい。

 来年は節目の年でもある。多くの芸能人たちが、またあの日に群がるのだろう。個人的には、来年だけは芸能人を排除し、鎮魂の日にふさわしい落ち着いた番組(例えば作家や知識人たちのトークや、この10年間のお寺での祈りなど)やこれからの課題や希望などについての番組で1日を過ごしたい。静かな祈りのイベントなどの放送でもよい。少なくとも、その頃だけテレビに出てくる歌手の現地巡りの旅や歌、お笑い芸人のバカ騒ぎ番組だけはやめてもらいたい。