バイデン氏の勝利がほぼ決まった。しかしトランプの今後の動きによっては法廷に持ち越されて決定が長引く恐れもあるという。しかし、これが覆る可能性は低いのではないだろうか。

 日本では安倍総理が辞任し、アメリカではトランプ氏が大統領選挙に負けた。自分に賛成しない人を徹底的に攻撃しながら独裁政治を進めてきた似たもの同士の2人は、国を動かす立場から共に去ることになった。この2人の時代はそれぞれの国にとって、あるいは世界にとって何だったのだろうか。

 しかし、今後の両国には大きな違いがある。国のかじ取り役が、日本では菅氏になり、アメリカではバイデン氏になったということだ。菅氏は自ら公言している通り、行き詰った安倍氏の方針を踏襲するだけである。いや、踏襲できるかさえもわからない。さらに上司であった安倍氏の問題行動も守り続けようとするだろう。言い換えれば、日本は「ミニ安倍氏」にとって代わっただけで、今後の日本社会や経済の改善は期待できない。一方アメリカは、トランプ氏のやり方に反対して選ばれた人がこれからのトップとなる。やはりアメリカは先進国であり、日本との違いを見せつけられた思いだ。