新型コロナウイルスに関わって、「密を作らないように」とか「ソーシャルディスタンスを守ろう」など個人向けのアナウンスは多いが、店やホール、公共施設側が気をつけることのアナウンスはほとんど聞かない。個人で気をつけることも重要だが、それと並行して感染する確率の高い場所の対策がもっと重要であろう。
スーパーマーケットやモールに行くと、これでは感染してもおかしくないと思わされることがとても多い。感染者がその場にいないことを祈るしかない状況だ。
例えば、換気が非常に悪い。店内の最低2か所を開けておかないと、空気中にウイルスがあった場合にいつまでもウイルスが外に出ることができない。これでは人の流れや暖房の風などによって屋内でウイルスをかき混ぜて、いつまでも循環させたり範囲を広げたりすることになってしまう。店内を見回すとどこにも空いている箇所がないスーパーやモールばかりである。
また、ウイルスがその店にあった場合、その店内で一番ウイルスが多く存在していると思われる所の1つとして、その空間に1日中いる店員さんのマスクの表面がある。呼吸をして空気を吸い込むからだ。だからマスクの表面に触ってはいけないのである。しかしレジ係の店員さんは、異常な程マスクの表面に触ってマスクを上げる回数が多い。表面に触ることはいけないという意識がないのだろう。その手で、私が買った食品を次々に触ってバーコードを読み込ませ、最後はカードにも触る。私所有のすべてに触る。悪意はないと思うので嫌がらせとは言えないが、まさしく「無知は罪である」だ。
それから、これはスーパーのある地域にもよるだろうが、場所によってはとても汚い靴やサンダルを履き、よれよれの格好をした高齢の男性が、かごを持たずに手ぶらで時々商品に触りながらゆっくりと店内を歩きまわっている。そのような人が同時に3,4人が店内をうろついている。密を避けるために店内に入るのは1家族1名としている店もある社会情勢のなか、運動や暇つぶし目的でマスクもせずに商品に触りながら時々店内中に響くような大きな音のくしゃみをしてウロウロする男性高齢者達の入場を認めている店側に対し、感染拡大防止の意識が本当にあるのだろうかと思わされてしまう。強制的に外に連れ出したりはできないだろうが、入り口にその旨の注意書きを貼ったり、そのような人が外に出るまで繰り返し館内放送をしたりするくらいの姿勢は店側に見せてもらいたい。被害を受けるのはお客さんである(店員さん自身も被害を受けるだろうが)。
個人が気をつけることはもとより、今後は販売店や飲食店、電車内、職場、公共施設側が気をつけることをマスコミを通じてもっともっと繰り返しアナウンスして国民に周知徹底させていくことが重要である。このままでは、冬に向けて感染が爆発的に拡大してしまう。経済より人命が優先することは、皆で確認しておきたい。