今日のフジテレビ「イット!」という情報番組の内容紹介(新聞やネットのテレビ番組表にある番組内容の短い説明)に、「秋冬マスクに大行列」とあった。

 まだこれをやるテレビ局があったとは、本当にあきれた。このテレビ欄の説明を読んだ人は、「まだマスク不足が続いているんだ」、「なくなる前に早く買わなきゃ」、「多めに買わないと次はいつ手に入るかわからない」と思うだろう。そして品切れ状態を生じさせる。フジテレビは、市民の心理も、これまでの状況も(マスクやトイレットペーパー、ポビドンヨードなどの不足)、自分たちがやっていることも何もわからず、俗っぽい気持ちで面白おかしく番組を制作しているように感じる。

 そもそも大行列とは本当に数百人も並ぶ大行列なのか、全国的にそうなのかということも疑わしい。個人的には、一部の場所で数十人程度が並んだという程度の話であって、フジテレビによるあおりを目的とした不適切な誇大情報だと思う。いずれにせよ、程度は不明だがこのテレビ欄を見たことによってマスク不足の不安をあおり、買いに行こうと思った人が増えたことは間違いないだろう。