今晩、NHKで「令和未来会議」という討論番組が放送されていた。赤江珠緒氏や作家、感染症の専門家など、様々な分野の人が出演していた。いいとこどりで丸くおさめた感じの番組だった。
コロナについてはまだまだわからないことが多く社会の進む方向性の結論を出すのは時期尚早であることを正直に国民に伝えるためにも、赤江珠緒氏の他に、絶対に自分が正しいと思っている岡田晴恵大学教授や橋下徹弁護士、ホリエモン、専門家の岩田健太郎氏、カンニング竹山氏などの面々を出演させて、自分の知っていることや感想をさけび合うという公開大げんかを放送しカオス状態で番組が終わるのもよかったと思う。
コロナ問題においては、自分が絶対に正しいと思っている人がいかに多いことか。それほどコロナは不明な点が多く対処方法も確立されていない難敵であるということだろう。気休めに軽く考えてやり過ごそうとしない方がよい。埼玉では、簡単に60人以上ものクラスターがいまだに発生し、重い後遺症で苦しんでいる人がいまだに大勢いる。そのような事実をあまり放送せず、「コロナはそんなに怖くない」と流布することに何の(プラスの)意味があるのだろう。あとでさらに大きな被害を被るか、流行が長引くことになってしまう。ヨーロッパでも、再び感染が拡大している。目の前の餌に安易に飛びつき、悪い方、悪い方へと突き進まない方がよい。
今晩の討論番組では、「以前と状況は変わった」と伝えていた。ウイルスの在り方、状況は何も変わっていない。人々の考え方や動きが流動的になっているだけである。新型ウイルスを見ると国難であることに変わりはない。急がず慎重に状況を見ながら、今後の社会が進むべき方向を間違えないようにしないといけない。そして一番大きな問題が、誰がそれを検討し決定していくのかということである。もちろん、政府やにわか専門家、芸能人、コメンテーター、マスコミ、えせ教授やえせ医者達などに自分の命や生活、国運を任せることができないのは、みんながこの半年間見てきた通りである。
実際は、やはり政府がやるのだろう。それが今の政治のしくみだ。しかし、政府がやると(〇〇会議や〇〇委員会などの茶番劇を一応あいだに入れた後)、経済優先を選択するだろう。それに今回は適切なバランスと緻密で適切な様式の在り方が求められるが政府に任せると適切な様式がゆがめられてしまう可能性もある。副総理大臣がやっているマウスシールドなどでエアロゾルなど防げるはずもないが(アメリカの疾病対策センターは空気感染も起きると発表)、彼に忖度して公共の場でのマウスシールドも認めてしまうだろう。そのようなことがたくさんあり、定着させられる正確で安全な様式はあまり示されないだろう。いろいろと難しい・・・。