テレビ朝日の「朝だ!生です旅サラダ」を見ていたら、司会者の神田正輝氏がおやじギャグを話し、周囲を困らせていた。当人はごまかすようにして、番組を進行しようとしていた。

 おやじギャグとは、くだらなくてつまらないギャグのことで、周囲を気まずくさせる。だから普通のギャグと区別されて、おやじギャグと呼ばれている。

 おやじギャグは、使う人もおやじギャグだとわかって使っている。つまらなく周囲のテンションを落として気まずい雰囲気をつくるおやじギャグだと当人もわかっているのにあえて言うということは、客観的に見れば嫌がらせである。それでもおやじギャグをやめない元局アナや芸能人はけっこういる。

 ちなみに、神田氏は名物の料理をスタジオで試食する際(鉄火丼のようなもの)、途中で「このどんぶり小さくない?」と提供してくれた店を批判するような一言以外は何も言わず、周りの出演者の感想や会話を聞き(流し?)ながら一人で黙々と食べ続け、最後はハンカチで口をふいて食事を終えていた。その後も何も言わず、そのまま番組は次に進んだ。控室での朝食ではなく、休日午前の全国放送なのだが・・・。

 田中義剛氏が出演していた頃は神田氏も普通に感想を話したり、もっとさわやかな印象であったが、やはり年月の経過には逆らえない。しかし、年相応のおしゃれの仕方や素敵な振る舞い方、輝き方というものがある。それをしないと、ただの嫌われ老人になってしまうだろう。