先日、ラジオで「日本ではスポーツにおいても女性選手はあまり取り上げられないで、テレビでも男性選手ばかり放送している」などと、女性を軽視していると批判していた。
アメリカで「黒人だから」という理由で、警察官が発砲するのだろうか。日本で、「男性選手だから」という理由で、スポーツニュースやドキュメンタリー番組で取り上げられるのだろうか。警察官に抵抗してきた人が黒人だっただけである。世界で優秀な成績をおさめた人が男性だっただけである。「差別反対!」と叫ぶ人々には、何か他意があるのではないかといつも思わされる。
スポーツにおいて女性選手だからあまりマスコミで取り上げられないという主張も当然嘘である。大阪なおみ選手は、世界で活躍したから世界でも日本でも連日テレビで大々的に取り上げられている。全米テニスにおいて、活躍していない男性選手はニュースなどで全く取り上げられなかった。当たり前の話だろう。
卓球の日本代表選手も、男子メンバーは世界の中では強くないので、マスコミであまり取り上げられない。一方、女子メンバーは世界の中でも強い人ばかりが集まっているので、ニュースやドキュメンタリー番組で取り上げられている。スキージャンプの高梨選手やカーリング日本女子もそうだが、世界や国内でトップになれば、下位の男性選手より取り上げられるのである。
「活躍していない女性選手でも、優秀な成績の男性選手と同じくらいテレビで取り上げろ」などとさけぶ人々は、それこそ逆差別をやめ、「もっと多くの日本女性が、世界レベルを目指して追いつくようにがんばれ」などのように、女性の意識を変え能力を高める努力を促すような適切な主張に切り替えていくべきであろう。
要は、性による差ではなく、能力による差である。日本女性は、「男性に守ってほしい」「結婚して早く家に入りたい」「家庭をしっかり守る」などと言ってないで、仕事でもトップを目指して男性と同じくらい努力し、男性と同じくらいの能力を身につけ、男性と同じくらいの成果を出さなければ、管理職にも社長にもなれるはずがない。努力もさほどしない腰掛が管理職になれないからと言って、「女性差別だ!」「女性管理職の割合をもっと増やせ!」とうったえることは恥ずかしいことである。
女性だからといって能力の劣る者を優遇するようなことがあってはならない。差別はいけない。