安倍内閣が総辞職した。安倍氏は今後について、「(総理に)選ばれた人には一議員として協力する」と述べた。安倍氏が言う「協力」とは、どういう意味だろうか。

 菅首相は、長年の上司だった安倍氏や麻生氏の言うことには逆らえない。今回の組閣では、安倍氏のお友達だけではなく身内の兄弟までねじ込ませてきた。彼は数々の負の遺産を残してきたこの二人の操り人形となるだけであろう。そうかといって、菅氏がリーダーシップを発揮したり自分の知識と経験で政策を進めていったりするほどの能力があるとも思えない。やはり、二人の掌の上で踊るしか彼の選択肢はないだろう。派閥の論理によって決められた首相による安倍、麻生両氏の政治が再び始まる。なんかすごい。

 菅首相は安倍氏の政治を継承するという。しかし、よどみだらけですべてが行き詰ったから安倍氏は耐えきれずに(病気になって)再び途中で投げ出した。菅氏は何をやってもよいが、経済も外交も不適切問題もコロナもすべてを行き詰らせた手法や内容の継承だけはやめた方がよいと素朴に思うのだが・・・。