新型コロナウイルス対策の専門家会議が廃止された。専門家の立場から直接国民に訴え、感染爆発を防いでくれたメンバーだ。これからは、感染症の専門家ではない京大の山中氏などの有識者や政治家たちが最終判断をして国民に訴えることになる。言い換えれば、感染や数量分析などに関する素人の判断、嘘、隠ぺい、後手後手の対策、政治的判断などが発表されていくことになる。非常に残念だ。

 なぜ専門家会議が廃止に至ったのだろうか。専門家会議に対して最初に攻撃を始めたのは、情報番組に繰り返し出演している自称専門家(実際自分のことを繰り返し「私は専門家(だから正しい)」と主張している)だった。「8割の根拠を出せ」、「政治判断をするな」などと執拗に批判し、最後はメンバーの個人攻撃までおこなっていた(北大教授に対して)。そのうちに他の素人コメンテーター達や司会者、テレビ局も洗脳されて追従し、次第に政治家たちの中にも専門家会議を批判する人が出てきた。そして今回の決定に至っている。自称専門家のぶりっ子大学教授の罪はとても重い。最後は国が大きな打撃を受けることになるから、適当なことを無責任に国民に話し続けるあのニセ大学教授(論文に疑義が生じたり権威者に寄り添って出世した能力のない教授という意味)をテレビに出して誤った世論形成するなと繰り返しこのブログで訴えてきたのに・・・。慰安婦問題のスタートもそうであるが、朝日系の世論操作は歴史を左右するほどの爆発力がある。

 専門家会議が廃止され、本物の専門家達が直接国民に真実を訴える機会がなくなってしまった。今後、感染爆発が起こらないことを祈るばかりである。専門家会議は部会として格上げして残すなどと訳の分からない言いわけを今になってしているが、これもさっそく政治家によってはじまった嘘である。政治判断が介在するようになる有識者会議の発表など誰が信じようか。

 専門家会議のメンバーは、日本における感染爆発をよくぞ防いでくれた。大学教授に洗脳されていったマスコミは、「8割おじさん」などとからかいや笑いの対象にしておもしろがっているが、あの8割があったから国民の多くも頑張ったはずだ。専門家会議のメンバーには心から感謝したい。