アメリカで、黒人が警察官に捕まえられた時、首を抑えられて亡くなった。それに対し、不満を持った大勢の人々が街中で暴れたり、店に入って略奪をしたりしているという。人というのは本来動物ゆえの攻撃性を持っていて、それを道徳や世間の目、あるいは牢屋に入れられるということがあるため、抑え込んでいるだけなのかもしれない。いったんタガが外れると、喧嘩やいじめ、SNS上での誹謗中傷、暴動や戦争などで自分を解放する。
テレビの情報番組やツイッターを見ていると、いつもと同じ素人コメンテーターや似非専門家達(主張がいいとこどりの感染愛好者達)が出てきて、政府や専門家会議、諮問委員会、自治体などの対応や、芸能人化していない本物の大学教授や研究者に対し、批判や(人格)攻撃ばかり行っている。そうやって自分を高く見せ、売名を行う腐った人々だ。
はたして、それらの批判通りに実際に行うことは可能なのだろうか。批判通りにしたら問題が解決して、うまくいくのだろうか。コメンテーターや似非専門家が言うようなことは、政府も専門家会議のメンバーも一応は考えるだろうし、情報番組等のテレビを見ていて情報は得ているようだ。それでもやらないということは、実際には無理であったり効果がなかったりするためにやらないだけであろう。気が付いていないわけではない。すべてのことにおいて、すべてについてやるということは不可能である。環境は?、経済は?、あの地域は?などと、いくらでも取り上げて、「やっていない、だめだ」と詭弁も言える。それを言うことに有効性が見いだせない。本筋や優先順位、最大公約数などを考えて、大まかにやっていくことしかできない。それは悪いことでもないし、それが効果的な対策である。重箱の隅をつついて、社会の大まかな流れを悪い方へ持って行こうとする行為はテロに等しい。
初めての世界的大規模災害に対して、専門的な知識を結集して試行錯誤しながら取り組んでいる人々に対する素人コメンテーターや似非専門家達の的外れな攻撃は、もうだれにも止められない。日常化してしまって、皆がマヒしている。合法的に自分を解放する場を情報番組やツイッターに見い出したように見える。売名行為が動機なのであろうが、見るに堪えない醜い姿だ。事件や災害を見つけては便乗し好き放題にやるアメリカの今の暴動と、本質的構造は変わらないように思える。まさに寄生虫だ。百歩譲って、まず政府や自治体の言う通りにしそれでも感染拡大がおさまらない場合には、好きなだけ批判をすればよい。きちんと自粛もやらないで文句ばかり言い、最後は批判なのか。ふざけているようにしか見えない。