海外では、次々に自粛が緩和されている。日本でも今日からほとんどの県で制限の一部が解除された。
新型コロナウイルスはいったん収束すればそれで終わりというものではなく、だらだらと続きながら次々に大きな波がやってくると言われている。第2波が今だという専門家もいれば、夏であったり今度の冬であるという専門家もいて、実際のところはよくわからない。ただ言えるのは、これからも大きな波が何度も来るということであろう。実際、北海道やいくつかの国では、いったん収まった後に、また感染者が急増している。なぜ何度も波が来るかと言うと、理由は簡単で、少し感染者数が減ってくれば、国民の弱音に背中を押されてすぐに感染者を増やす行動(自粛緩和)に移るからだ。
以前に大流行した感染症は、第二波が最も感染者が多かったという。新型コロナウイルスも、第一波が一番大きいとは限らない。しかも、新型コロナウイルスは症状がとてもひどくなったり、数日で命を落としたりする上に、有効な治療薬もない。とても恐ろしいウイルスだ。できるだけ次の波が来ないように、あるいは小さな波にするような行動をとることが重要であろう。
私は、経済と引き換えに自分の命を危険にさらすことはできない。連休が終わり、今日からまた人々の自粛がゆるくなるだろう。これまで以上に感染に気をつけて生活するつもりである。ちなみに、感染者と接触した場合、服や顔、髪などにもウイルスが付着ことをお忘れなく(帰宅後のシャワーや着替えなど)。