愛知医科大学病院の医師である後藤礼司氏が、感染者ゼロが続いている岩手県について、「調べきっていないだけで、無症候の人はたくさんいらっしゃいます。」と話していた。

 たくさんの無症候感染者がいるとしたら、その人達は隔離もされずに家族や職場の人達と接しながら日常生活を送っているので、感染がどんどん拡大しているということになる。そうやって感染した人すべてが、岩手県では全員無症候感染者になるとは思えない。感染者の中には他県のように発症する人が1人ぐらいいてもおかしくない。

 どういうことだろう。本当に無症候の感染者がたくさんいるのだろうか。