・「私が嫌なのは、・・・」ー彼女は女王様ではない。彼女は、気にいるか気に入らないか、敵か味方かで物事を見ているのだろう。感性によって、国民にとって重要な結論を出している。彼女の好き嫌いなど、国民には関係がない。
・学会の発表や提言について、「私も賛成です」ー彼女は女王様ではない。学会提言に賛否を下すのか。学会誌掲載論文(査読付き論文)の前提を崩すのか。
・「・・・だと申し上げている」ー彼女は女王様ではない。見下していない相手(親友や直属上司、天皇陛下など)に対しては言えない言い方であろう。申し上げる関係であれば、大上段に構えた言い方はよくない。慇懃(いんぎん)無礼である。
彼女には、異常なプライドの高さが感じられる。きょうも、別のコメンテーターが「岡田先生の言うことは納得できる」と話したら、とてもうれしそうに子どものような笑顔を見せていた。このように言われて笑顔で喜ぶ教授や研究者は、日本では彼女以外に1人もいない。彼女はこれまであまり認められてこなかったのだろう。しかし、思ったことを無責任に言え、他人を見下し批判しまくり自分を最高に見せられる楽しい場所を、情報番組という特殊な世界に見いだしたように見える。他にはそれができる場所など無い。水を得た魚のように、これまでの人生のストレスを一気に爆発しているように私には感じられる。しかし、私には彼女に小保方氏の姿が重なって見える。世の中は、やはり甘くない。すでに週刊誌では岡田教授の過去のデータ偽造疑惑も出ているが、いつか全てが剥がされる時がくると思う。
情報番組というのは、バラエティなのだろうか。ニュースなのだろうか。ニュースのふりをしたバラエティ(視聴率第一主義)と言うのが一番困る。世間の人々が番組内容をすべて事実だと誤解して信じてしまう。