埼玉県で、PCR検査で陽性となった人が自宅待機させられているうちに死亡した。
埼玉県は、確保しているベット数をごまかしていたり、保健所の所長が検査対象をを厳しくして陽性の人が増えないようにしていたことを告白したり、陽性の軽症者が入るホテルや施設を確保できずに多くの人達が自宅待機していたりと、とても怖い県に思える。
知事の対応や指示が的確でない上に後手後手だ。記者会見での話しぶりを見た印象では、県民を何とか助けようという意欲や、リーダーシップを発揮するための能力に疑問が感じられた。これでは部下の士気が上がらないし、部下たちが何をしてよいかわからないだろうと思った。
いずれにせよ知事である以上、都知事や神奈川県知事のような先回りの対応をしたり統率力を発揮したりしてもらわなければ、埼玉県民が気の毒である。
追記(4/23)
・千葉県が、幕張メッセにベッドを入れて中等症患者向けに臨時医療施設に整備する方針を明らかにした。埼玉県の大野知事は森田知事以下なのか。命を最優先にするなら、今すぐにでも、さいたまアリーナにベッドを入れて軽症者待機場所にすることもできる。
・大野埼玉県知事は、自宅で亡くなった男性のことについて、「自宅療養もやむを得なかった」と話した。感染者用のホテルや施設を確保することを怠り、息苦しさがあっても搬送せず、最後はこの責任逃れの言葉なのか。責任逃れをしなければ、ただの能力不足で済んだのに、このようなことを言ったら能力不足+悪人となってしまう。この問題における指揮権を誰かに譲り、彼はもう静かにしていた方が県民のためになると思う。