辛坊治郎氏が、10万円をもらわないと表明した人々に対し「あえて言う必要があるのか。受け取ることに心理的ハードルを作ってしまい社会的分断も招く」と述べた。もちろん、表明することの意義は大きい。日本人の道徳心を呼び起こさせてくれる発言だ。10万円が本当に必要ではない人がこっそりと受け取りたい時に、心理的ハードルが邪魔となるだろう。お金に困っていない人、給料が全く減らない人など、受け取る必要のない人が受け取って貯金や贅沢費に回すと、正義と悪、あるいは悪同士の戦いが起きる。辛坊氏は、すでに戦闘態勢に入っている。

 久米宏氏が、ラジオ番組内で「岩手は感染者がいないから、(緊急事態宣言を)出さなくてもいいと思う」と話していた。なぜ、このような発想が生まれるのだろう。宣言を出さないとどうなるかイメージができないというのだろうか。安倍氏でさえ、コロナ疎開を心配しているというのに。実際、すでに岩手では安全だからという理由で他地域チームによるサッカーの試合が計画されている。

 木村太郎氏が、10万円について「僕は手を挙げますよ。取りに行く」と宣言した。・・・。

 キャスターというのは、どうしてこうなのだろうか。キャスターという立ち位置が微妙であることもよくない。ニュースを読んだり司会をしたりするプロと、(論理的、総合的に)意見を言えるプロは分けた方がよい。どちらにも当てはまらない人は職種を変えた方が社会のためになると思う。