みんな、新型ウイルスに感染しないように、マスクをしっかりと付けている。
そんな中で、おかしなつけ方をしている人を2人発見した。
新型コロナウイルス対策の1番のかじ取り役である安倍氏と2番目のかじ取り役である麻生氏だ。
安倍氏は、不織布マスクより目が粗く小さなウイルスを通しやすい小さな給食マスクをやっている。麻生氏は、普段はきちんと鼻と口をしっかりとマスクで覆っているが、記者会見で話し始めると、片方の耳だけゴムを外しマスクが下に垂れ下がった状態にしたり鼻の部分を出したり、奇妙なつけ方をする。なぜ、日本中でこの二人なのだろう。厚労省のHPでは、わざわざ映像までつけ、マスクを下までさげて顔にフィットさせるなど、正しいマスクの付け方を説明している。総理大臣と副総理大臣はまじめに守って、正しいマスクの付け方を自ら示して国民に浸透させる責任がある。この二人の言動は、一つ一つがトンチンカンだ。
マスクで思い出したが、私は新型ウイルスは空気感染すると思っている。なぜなら飛沫感染(やエアロゾル感染)と接触感染だけで、これほど急速かつ広範囲に新型ウイルスが広がるとは思えないのである。鼻や口からの息の中にもウイルスが混ざっており、布でできたマスクや安い不織布マスクなどはウイルスがほとんど通過すると考えると、この感染拡大のスピードが納得できる。例えば、感染者と非感染者が2m離れて向かい合い、感染者の唾が飛ばないように大きくゆっくりと非感染者の顔に向かって息を1時間ほど吹きかけ、非感染者は大きく呼吸をし続けても感染しないだろうか。ごくごく小さな部屋に感染者49人と感染していない人1人が肩を寄せ合って、一言も話さないで2時間位いても、非感染者は感染しないだろうか。どうも疑わしい。というより、満員電車は(ほとんどだれも話さないし、咳やくしゃみをする人は乗車していないが)とても危ない場所だと専門家会議のメンバーや医者たちなどがすでに公にしていることだ。
今のところ、空気感染は立証されていない。しかし、そんなことは実験すればすぐにでもわかることだが、やられていないか結果が公表されていない。マスク不要説から、WHOもトランプ大統領もついにマスクの重要性を認めたので、日本の専門家達もしぶしぶ認め始めた。感染経路も、接触感染以外として、初めの飛沫感染からエアロゾル感染まで変更された。そろそろ次の空気感染も正式に認めざるを得ない。認めるのは早い方がよい。国民もそれに対応した行動をとることができる。