10日、東京での感染者は189人、全国で639人だった。感染経路が不明な人が半分以上いるし、わかっても数が多すぎて追えきれなくなっている。もう、対処しきれないところに来てしまった。この先どうなるかは、欧米を見るとわかるだろう。世界で1番の先進国であるアメリカでは、1日で1100人以上が亡くなった。その中心地ニューヨークでは、行き場のない遺体を墓標もなく集団埋葬しているとのことである。しかし、これが最悪の状態かはまだ分からない。
10日発表の数字は、街中や観光地が混雑した三連休の頃の数字だ。「外は気持ちがいいから桜を見に来ました」と笑顔で話していた家族連れや、「街に行くな!と上から目線で言われると反発したくなる」と笑いながら話していた原宿の女子高生たちを許すことはできない。
首都圏など大都市の感染拡大は、みんなが外出を控えていればこうはならなかった。さらに言えば、3月初めにでも、潜伏期間のわずか2週間だけ完全に外出禁止にしていれば(出入国も禁止にする)、今頃はほとんど感染者がいない状態で、ほぼ普通の生活が送れていたであろう。これから想像を超える地獄が日本でも始まる。それでもまだ居酒屋では19時まで酒を飲みながら近距離で向かい合って大笑いしたり大声で話し続けるらしい。それを政府も東京都も許可した。数十万人以上が死んでしまう。政府関係者や居酒屋店主、仕事(生活維持のためになる仕事を除く)などで家を出る国民をはじめ、まだ感染を拡大させようと必死になっている人達を早く全員捕まえてくれ。
感染拡大を防ぐことは、物理的に不可能なことではなかった。いくつかの道があり、選択の自由も国民にあった。そして、国民は目先の小さなえさに飛びついて後に地獄を味わった方がよいという、最も最悪の道を選択した。だから、これから始まる爆発的感染拡大は、人々が新型ウイルスに勝つことができなかったのではなく、愚か者たちによる単なる人災と言える。幼いころ、こんな大人にならないようにと、お母さんがあなたに「アリとキリギリス」の童話を買ってくれたはずだ。そして母親の優しい心を、多くの人が足蹴にした。今回のウイルス問題は、子どもの頃に読む童話や、小学校での道徳教育は、本当の意味では身につかないことも証明してくれた。
今後の感染者の人数は、これまでと比較にならないほどの増え方になる。本当の恐怖がこれから始まる。手遅れになってから緊急事態宣言を出し、その後も営業禁止にする店をなんとか減らそうと必死に抵抗する政府、いまだに仕事をするために都心に向かう多くの会社員たち、毎日スーパーやホームセンターをうろつく老人たち、人を集め近距離で会話をさせようと努力する飲食店経営者たちなど、日本の多くの人々による人災であることを、正確に歴史に刻みたい。
このような相談が、NPOの悩み相談に寄せられたという。「感染が不安で、満員電車に乗っていると涙が出たり震えたりする」。今からできることは1つ。安倍総理の周辺には、強い気持ちでウイルスを退治しようと言ったり、経済を優先させようと必死に抵抗したりする人が多い。しかし、総理大臣の責任として、今すぐ都市封鎖を最低1か月行う。これしかない。外出自粛のお願いでは、他人との接触を8割減らそうと真剣に行動する人など日本人にはほとんどいない。もちろんこれから起きることへの対処として、ベッド数や軽症者用のホテルなどを確保したり、マスクや医療設備の増産などは当然行わなければいけない。
安倍総理は、これまで悪いことをたくさん行い、嘘と詭弁ですべての責任を逃れ、むしろ逆切れして総理の座にしがみついてきた。自殺者も複数出した。彼は国民からまったく信用されておらず、悪い総理と思われている。あと1年半で任期が終わる。1つくらいは良いことを行ったと思われる総理であってほしい。彼の取り巻きも皆反対なのだろうが、最後は職を賭して英断してもらいたい(これも数日を過ぎると無駄になる)。