オーストラリア国立大学の報告書によると、新型ウイルスで死亡する日本人は最悪のシナリオで57万人、最善のシナリオで12万7千人である。世界では、最悪6800万人が死亡とした。現在の世界での死者は3万人である。世界でみると、これから2266倍死者が増えることになる。ひどくなるのはこれからなのだろう。
実際この通りに進むのかは不明だ。早めに治療薬ができる可能性もある。日本では、最善で12万人位が亡くなる可能性があるというが、その半分の6万人としても少ない数ではない。
明日から、また人々や街が動き出す。皆、命と引き換えに行動する。年配の方にお願いしたい。どうか自分の子ども達や孫達、ひ孫達が、遊びや観光、仕事、塾などのために外に出ないように力づくで止めてほしい。日本の死者を半分ではなく10分の1の1万人に抑えようではないか。
それと並行して、商店や公共施設、会社、イベント、テーマパーク、交通機関などを運営している人々は、可能な限り活動をやめるか縮小してもらいたい。街を歩く若者も、店が閉まっていたら来ないと話している。その通りだろう。会社員も店の従業員も工員も、上司が休みにするといわない限り仕事に行かざるを得ない。
政府にもお願いしたい。国民に訴えることも大事だが、店や仕事、イベント、遊園地などの社長や責任者に対して、従業員が職場に来ないようにしたり、営業を控えるように訴えないと、国民は仕事に行くだろうし、街にもいく。遊園地にもイベントにもいく。訴える相手を切り替えた方がよい。
潜伏期間の3週間だけ、まずはみんなで徹底してやってみようではないか。そうすると、3週間+発表までの2週間の計5週間後には、基本的には感染者の増加がゆるやかになり、少しずつ減っていくのではないだろうか。非常事態宣言(外出禁止命令など)は、実際に手遅れのひどい状態にならないと出さないようだ。しかし、そうなってから上のようなことをしても手遅れでシナリオ通りになってしまう。
明日からが最後のチャンスであろう。