昨日、1日の感染者報告数がこれまでで最高となった。徐々に感染が増えている。しかし、海外のような爆発的な拡大はまだ起きていない。なぜだろう。それは、比較的早い段階で全国の学校を休校にしたことや、人が集まるようなイベントの自粛要請、在宅勤務や時間差通勤などをおこなったことであろう(それくらいしかやっていないので)。
専門家は、花見の際にやめた方がよいこととして、大声で騒ぐ、肩を組む、近づいて長い時間話す、いたる所をみんなが触るなどを挙げている。これは、まさに小学校で日常見られることだ。子どもは休み時間になると、友達同士が近づいて大声でふざけ合ったり、くっつきあって大声で笑ったり、鬼ごっこでつかみあったりする。静かな子は、室内で友達と数人で向かい合っておしゃべりをして過ごす。机やいす、教室やトイレのドア、蛇口、階段の手すり、棚の上など、ありとあらゆるところをみんなで触る。確かに小学校は感染させる原因がいっぱいある場所だ。
千葉県の成田市は、学校の休校措置を終わりにするという。理由は、子どもや教師、保護者、市民などから感染者が出ていないことを挙げていた。感染者が出ていなかったのは、休校措置などを行ったからであろう。日本が感染のピークに向かっている中、効果的だと(感染者が出なかったと)目で確認できた成田市が、なぜその方策を止めてしまうのだろうか。
子どものストレスもクローズアップされているが、当然のことながら物事には重要性や影響力に差がある。どれを選択するかは言うまでもないことで、被害の少ない方や利益の出る方、効果的な方など、プラスになる方である。マイナスになる方を選んでどうするのか。冷静になり、選択を間違えないようにしなければいけない。
企業(ネット動画など)や学校も工夫を始めており、それらを利用したり家族が工夫したりすれば、ストレスなど解決する方法はいくらでもある。新型ウイルスでは多くの人が感染し、海外では死者も大勢出ている。解決する方法は今のところ無い。ストレス解消を優先させるか、感染拡大防止を優先させるか、比較するまでもない。マスクが病院になくなったり感染者が増えたりして病院が崩壊したら、社会機能が次々と混乱し、日本人といえどもパニックになって暴動に走る可能性も否定できない。
感染のピークが過ぎるまでは、みんなが頭を冷やして無茶な言動は控えた方がよい。感染拡大の防止に少しでも役立つことは、今からやめるのではなく、継続してやった方がよい。イタリアでは、死者が千人を超えた。いま、ウイルスを抑えること以上に重要な理由などないはずだ。