武漢からの観光客も、感染していないと自分で勝手に決めつけてマスクをせず街を歩くだろう。
家で待機をするように政府から言っても、散歩や病院に行くだろう。
バレないのに、自分が苦痛と感じることをやっていく人は多いと思う。他人なんかより、やはり大事なのは自分だと思うのは当然かもしれない。
しかし、社会的に被害が及ぶようなことを見過ごすことはできない。「人権」を口にしているうちに、今回もここまで広がった。クルーズ船ではウィルス拡大が日々判明し、それに伴って責任の押し付け合い、対応への不的確な批判、文句、怒りなどが乗客やマスコミ、専門家などからも起き始めている。ダブルでまずい。
極端な話だが、遠い将来に起きるかもしれないので書くが、隔離してでも逮捕してでも、あるいは一定数の人を犠牲にしたりしてでも、人類滅亡を防ぐ必要はある。いつか致死率90%の新型ウィルスが生まれた場合、広めることは絶対にしてはいけない。少しでも適切な対応が遅れたら終わりである。人間には、極端に愚かな部分がある。日本の実質的徴兵制マニュアルのように、冷静である今のうちにある程度様々なことに対応した大まかな生き残りマニュアルも(自然災害や原発などに関しても)作っていた方がよいかもしれない。
司会者やコメンテーター、似非専門家達による無責任な知識や考え方、文句や感情論(これが最終的に世論となってしまう)はいらない。中心となって動いてくれている機関や部署に気を使わせてしまい、対応を誤ったり遅れたりするだけだ。今からは、みんなが協力してベストな方法をできるだけ早くおこなっていくことが求められる。