新型肺炎の勢いが止まらない。中国では感染者が1000人以上、死者が40人以上になっている。アジアをはじめ、欧米でも感染者が増え続けている。

 今後感染者や死者が世界的に増え、中国からの入国を禁止する国が出た場合、日本の店が緊急避難的に中国人の入店を断った時と同じように、その国は人権を無視したひどい国ということになるだろうか。武漢市をはじめ複数の市が現在自ら市を封鎖しているが、人の行動を制限した市は人権を侵害しているのだろうか。

 それから、もう一つ。ニュースで中国から飛行機でやってくる中国人を見ると、飛行場ではマスクをしているが、日本の街中を歩く中国人はマスクを外している(理由がよくわからないが、テレビ局のインタビューを受けるとすぐにマスクをつける)。日本に来るとマスクを外すのは当然だろう。まだ広まっていない日本では日本人もマスクをつけていない。危険性があるのは日本の国ではなく、日本にやってきている中国人だ。日本でマスクをつける理由など彼らにはないだろう。もし良心やマナーがあるなら、感染者が全土に広まっている国から来た自分たちが日本での感染拡大を防ぐためにマスクをつけるだろうが、その理由でマスクをつける可能性は個人的にはゼロだと思っている。

 さらに言えば、日本に来る直前に熱があったりだるかったりしたら、むしろ診療を断らず高度な治療を受けられる日本に、無理をしてでも来るだろう。同じ発症をするなら、日本で発症したほうが命の危険がはるかに少なくなる。今中国は感染者が増えて病院では対応しきれず、家に帰される人も多いという。正確な検査や高度な治療も日本ならできる。それなら日本で治療を受けたいだろう。

(追記1/26:フランスで見つかった感染者が、「2日間、飲まず食わずだったけれど、ついに、おいしいものを食べた。世界中の高級食材が集まる町で、ミシュランで星がついた店で食べたのだから。フランス入国は大成功。熱があり、せきもひどかったけれど、薬を多めに飲んで、熱も下がった感じがした。だから出国することが出来た」とウェイボーに自ら投稿していたことが発覚)

 日本は「人権」の言葉遊びは後にして、早く現実的な対応を考え実行した方がよい。もしかしたら危険なウイルスではないかもしれないが、それならそのことがはっきりしたら対応をやめればよい。先日、世界の終末時計の残り時間が過去最少となった。核や温暖化などが理由だという。今回の新型のウイルスもそうであるが、世界的に手遅れになったら大変なことに対して、人類はあまりにも鈍感で対応をしない。これなら本当にいつ世界が終末を迎えてもおかしくない。綱渡り状態で生きるのは賢くない。