テレビは、内閣改造で一色だ。報道(ニュース)までもが飛びついた。犬でさえ指示があるまで餌を食べるのを待つのに、マスコミは、見事にすべて、安倍氏がまいた餌に飛びついた。バカみたいというより、馬鹿である。これまでの安倍氏の嘘や悪行は、すべて吹き飛んだ。「内閣改造」という武器は、ものすごい破壊力だ。
総理大臣とその取り巻きが変わるならわかるが、総理以外の大臣を変えても何かが変わるわけではない。総理大臣の駒(しもべ)が変わっただけだ。何も大騒ぎをすることでは全くない。だれが大臣になろうと、総理大臣の言うことを実行するしかない。それに稲田氏、石原氏、報道畑の世耕氏でさえ、やっていけるような仕事である。大臣に専門知識などいらない。嘘や詭弁、相手の悪口を堂々と言える人であれば、大臣など誰でもいいのである。安倍氏に距離を置く人を何人か入閣させるというこざかしいこともやっているようだが、その人が閣議で何を言おうと多勢に無勢だ。距離を置く人たちが、単に懐柔されただけである。今回の内閣改造で変わることがあるとしたら、総理の責任をゼロにすることと、総理に苦言を言う自民党員を味方につけて黙らせたということだけだ。
安倍氏のたくらみは、すべてが成功した。安倍氏は、記者会見で国民に謝罪したりこれからは謙虚に…、などと話していたが、安倍氏の後見人である麻生氏は「マスコミ(国民)の言うことは、1つも信じていない。自分たちの言うことがすべて正しい」と断言し、二階氏は「自民党への批判に耳を貸すことなく、堂々と…」と公言していた。この本音からも分かる通り、安倍氏を筆頭とする安倍一派は本心では全く反省などしていない。もし安倍氏だけが本当に反省したのであれば、この取り巻き達にも、このようなことは言わせないはずだ。安倍氏のごまかし、嘘はもうたくさんだ。
今もテレビでは内閣改造のニュースをやっているが、見るにつけ、すべてをゼロにしてしまう、ものすごいイベントだ。日本の記者たちも、みな思考停止に陥っている。こんなことがあるのか。