今日は長時間にわたり、テレビで昔のヒット曲などをやっている。レベッカや岡村孝子さんの歌を聞いたが、二人とも以前に比べると顔がパンパンに太っていて驚いた。歌は音痴で(音程が外れてる)、声の伸びもない。単純に歌が下手だった。
二人の曲は好きだったし、歌もうまいなあという記憶しかなかった。懐メロは、過去の素敵な思い出を壊してしまう。今日見てしまった顔と下手な歌が、数十年前の私の記憶と入れ替わり、心に残り続けるのだろう。テレビをつけなければよかった。
数年前に見たマイリトルラバーや中島美香さん、岡本真夜さんたちも、歌がとても下手になっていた。素人のような感じだった。これは、年齢のせいではない。年を取った上手い演歌歌手はたくさんいる。原因は、ずっと歌っていないで突然歌ったためであろう。もし、何年もたった後に、公の場で再び人々に聞いてもらいたいのであれば、それなりの練習を積んで出てきてほしい。いくら練習しても下手にしか歌えなくなっているのであれば、テレビには出ないほうが良い。芸能人は夢を売る仕事でもあるのだから。
「SPEED」など復帰する歌手が多い中で、引退したら潔く違う道で頑張り抜いた山口百恵さんの信念は輝きを放つ。