リオオリンピック閉会式の日本セレモニーは、世界でも評判が良かったようだ。冬季長野オリンピックでは、尻を出したお相撲さんの行進が世界中で不評を買った。日本の文化であろうとなかろうと、他国から見ると尻を出して歩いている気持ちの悪いショーにしか見えない。私の予想では、昭和のおやじたち(政治家たち)が意見を言ってしまったのだろう。

 しかし、今回のリオでの日本セレモニーは、椎名林檎氏など先端的な感覚をもった人々に演出や音楽を任せたという。とてもよかった。4年後の本番ではぜひ演出や映像、曲などを製作をする人材選びを間違えないようにしてもらいたい。くれぐれも、切れのない踊りをしながら同じ言葉を繰り返すだけの中年集団EXILEやさぶちゃんの演歌などはやめてほしい。背景のもたない世界の人々にとっては、目にした事実のみを受け入れる。この2組のようなものを見ても、他国の人々は何の面白みもないだろう。開会式や閉会式のショーの対象は日本ではなく、世界だということを肝に銘じ、長野オリンピックの二の舞だけは避けてもらいたい。