今年も24時間テレビでマラソンがスタートした。毎年このブログで書いているが、このマラソンの目的が分からない。予想では、見ている人に感動を与えるためなのだろうと推察される。

 オリンピックでは、自分の取り組んでいる競技において世界一を目指して選手たちが死に物狂いで練習し、本番では全力で戦い、視聴者はそれを見て感動する。心の中で声援を送るのだろう。

 しかし、24時間テレビのマラソンは、感動させることを目的としている。人々を感動させるためにがんばって走っている。それはナンセンスというものだ。仮に頑張っている姿を見せて、他人にも頑張ろうと思ってもらいたいということが目的だとしても、最終ゴールがなくただひたすら頑張ることは不自然でおかしいだろう。武道館にゴールすることが目的だとしても、それはそれで意味が分からない(どうして武道館に向けて走るのか)。

「感動」は、あくまでも副産物であって、それ自体が目的となるものではない。そして、感動させることを目的に走ることは、人の心をもてあそぶ行為であって、やってはいけないことである。

  また、この24時間テレビに障害者の人々をたくさん出して、お涙を誘おうとする番組作りをおこなう日本テレビの思考は、私には理解できない。障害者も普通に生活しているのである。「日本テレビは障害者を見下すな、差別するな」と言いたい。このことについて詳しく書きたいが、明日、NHKで「障害者×感動」に一石を投じる番組が放映されるというので、それに期待して今日はここまでにする。