息子の起こした不祥事を受けて、母親の高畑淳子氏が謝罪会見を開いた。危機管理のプロから絶賛される会見だったが、私は「大女優なのにへたくそだなあ」と思った。
警察署に入る足取りはしっかりとして素早かったし、記者会見中は足を開かずに1時間以上ふらつくことなくまっすぐ立ち続けていたのだが、記者会見のはじめと終わりに大きくふらついて見せた。
容疑者をかばう発言ばかりしていたが、それを悪く思われないようにするために「ここでこんなことを申し上げるべきではないが」や「こんなことを言って申し訳ありません」を多用しながら泣く真似をしていた。
話し方が普通ではなく、ドラマのように演じていた(後半は疲れたようで、自然の話し方に戻っていたが)。
等々いろいろとあるが、私は「それ以上演じると一般視聴者も気づくぞ」とはらはらしていた。根っからの女優でそれが無意識のうちに出たのか、それともあまり反省していないからその気持ちが態度に出てしまったのか。私には後者に思える。なぜなら、記者会見で容疑者をかばう意識をどうしても抑えられなかったし、何よりも容疑者と面会した際に最初に(15分のうち)10分もかけて話したことは犯罪行為のことや一生忘れられない心の傷を女性に負わせたことではなく、仕事のことだったという。
たしかに憔悴しているだろうが、それは息子が犯罪行為をし被害者に恐ろしいことをしてしまったからではなく、溺愛しているかわいいかわいい息子が警察に捕まったからであり仕事上で息子が多大な迷惑をかけたからなのだと思う。容疑者も少しおかしいが、母親も少しずれているというか、自己中のような感じがした。彼女は女優の代表だ。
身内だからかばってしまうがそれはいけないね、と娘と話しているというが、ふつうは逆だろう。身内だからこそ、本気で怒ってやるのではないか。面会で彼女は、悪いことをしても私の息子であることに間違いはないからねと話したという。そんなことをいったら、いつでもかばってもらえる、守ってもらえると感じ、彼も甘え続けてしまうではないか。親バカだから、彼があのように甘えた身勝手な大人になってしまったことが分からないのか。会見では、私の育て方が悪かったのだと思うと話していたが、どこが悪いのか、彼女はまだわかっていない。