今回のオリンピックでは、金メダルを取った日本人選手でメダルをかむ人がいなくて良かったと思っていたら、ついに出てしまった。
男子柔道のベイカー何とかという人で、名前や顔からするとハーフなのだろう。日本で応援していたおばあちゃんがインタビューに答えていたが、髪をピンクに染め派手な化粧をしていた。悪くはない。しかし、ハーフの人が唯一メダルをかみ、家族はちょっと珍しいタイプだという事実は日本中に放映された。そうではないハーフの人々に対する見方にも影響が出てしまうだろう。
「偏見」というのは、決して火のないところから煙が立ったものではない。それなりの根拠や傾向が多かれ少なかれあるのだと思う。