昨日、インタビューでサッカーのオリンピック日本代表選手が、また「(最後の練習試合は)勝ちにいく」と話していた。これは、サッカー選手がよく使う言葉だ。野球選手(高校野球も含めて)がこのようなことを話したことを私は聞いたことはない。

 勝ちにいこうとしない試合もあるのだろうか。勝ちにいこうと思って勝てるのだろうか。

 この言葉は、自分は勝つことも負けることも自由にコントロールできる強さを持っているというゆがんだプライドの表れである。下手な人の強がり、はったりにしか見えない。サッカー選手の言動を見聞きしていると、いつもため息が出てしまう。

 子どもにサッカーを習わせると言動が荒々しく礼儀なども身につかず性格も身勝手になっていき、野球を習わせると協調する心や礼儀が身に付き心が健全に育っていく。そうでない人も当然いるだろうが、傾向として、割合としては、この見方通りではないだろうか。

 

〈追記〉練習試合の対戦相手はブラジルの4部リーグのチームで、結果は引き分けだった。

〈追追記〉1次リーグの1戦目は日本が負け、2戦目が引き分けだった。「勝ちにいく」などという傲慢な気持ちは捨て、謙虚に全力で試合に向き合わないと気持ちが空回りばかりして勝つことはできない。