毎日新聞が 「安倍総理がすぐに切れるわけ」と言う特集を組んでいた。たしかに,彼はすぐに戦闘モードになる。

 様々な人が意見や感想を述べている。

・三重大の岩本教授→「自分は強いんだ』とアピールするような攻撃的な口調は、国会中継を見ている女性に威圧感を与えます。私も少し怖いと思いました」 

・政治ジャーナリストの泉氏→「すでに首相としての品格の問題になっている」

・政治評論家の有馬氏→「感情のまま言い返したのでは議論にならない。質問に正面から答えず,議論が成立しない」

 私もこれが今の安倍氏の姿だと思う。キレたり,自分が不利な時は話をそらして反抗期の中学生でも言わないようなひどい言い方で相手を攻撃したり,隣に座っている同じような性格の麻生氏とひそひそ話しながら人を馬鹿にするように嘲笑しては,自分は優れているんだと見栄を張る。選挙が近づいている。これからさらに,安倍氏が声を張り上げて聞くに堪えない相手への暴言や誹謗中傷,不正確な情報や実態を聞き続けなければならないのかと思うと,彼を間接的に選んだ(自民党員に投票した)国民に対してため息が出てくる。次の選挙も,安倍氏がこれまでやってきたことを忘れて国民は自民党に投票するのだろう。安倍氏の発言や態度を見ていると尋常ではないと思うが,その人を応援する国民はどうなのだろう。他に投票したい党がないから,というのが自民党に投票する大きな理由かもしれないが,二大政党を目指すためにも民主党と交互に政権を取らせることが大事である。長期政権になると,態度がごう慢で独裁的になり,責任感も薄れていく。緊張感を持って国民のために一生懸命誠実にやってもらうためにも,二大政党になることが必要なのだ。