安倍総理と麻生副総理は,様々な能力が劣っているが(論理的思考,アベノミクスや消費税増税などの先を読む目,誹謗中傷を好む人間性,ごう慢さ,コミュニケーション能力,漢字の読みのような基本的なこと等々),プライドだけは高いという点でとても似ていると思う。だから気もよく合い,審議中でもこそこそと二人で話をしては他人を嘲笑し,それによって自分達を正当化している。彼ららしいなあと思う。能力に劣る者が対等にやろうとすると,人を馬鹿にすることで自分を高く見せるか,はったりしかないものである。
麻生氏が,日本は間接民主主義で,われわれが代表だというようなことを話している映像をネットで見た。確かに彼の言うとおりのしくみになっている。しかし,彼らが自分たちの意見を反映してくれていると思っている市民はいないだろう。だから,実態は間接民主主義になっていないのである。しかし,しくみみというか,建前上は麻生氏の言う通りなので,自分たち市民が願うような政策を政治家にやってもらうためには(実態上も間接民主主義にするためには),我々が誰を政治家にするのかということにかかってくる。当選した政治家は党幹部の言うなりになるしかないので,だれに投票しても我々市民の声は反映されないのであるが,せめてこの人だけはダメだという党幹部を政治家にしない(投票しない)ことは我々にもできるのではないだろうか。いくら政治家を批判しても,その彼らを選んだのは市民なので,最終的責任は市民にある。選挙は非常に重要だ。そのようなこともよく考えて投票してもらいたいと思う。