自民党幹部が,民主党などによる新党結成の動きを見て,「まずいご飯にまずいみそ汁を掛けてもおいしくはならない」と 発言した。

 安倍氏が総理になってから,彼も含めて自民党員が言う誹謗中傷発言は,聞くに堪えないひどいものだ。悪意や恨みさえ感じられる。一般の社会人だったら言わないようなことを平気で言ってしまう。

 国会での議論も,言葉遊びや議論のすり替え,詭弁ばかりが目立つ。安倍氏が民主党などから政策のまずさを指摘されると,建設的なことではなく相手の過去のことを声を張り上げて批判をして話をすり替え,だから自分は悪くないんだと主張する。その内容は悪意に満ちたひどいものだ。別に民主党は総理の悪口を言っているのではなく,自民党が政権を担っているから国民の生活をよくしようと国会で指摘をしているのである。

 おそらく,前回総理をやめた時にマスコミや他党の攻撃で辞任に追い込まれたことがトラウマとなっており,「詭弁を言ったり相手を誹謗してでも絶対に口げんかでやられないぞ」,「やられそうなときは圧力をかけてでもマスコミを黙らせるぞ」という強い覚悟が彼にはあるのだろう。

 安倍氏が総理になってから,自民党員や国会での議論のレベルが落ちてしまった。