今年最後の記事になるだろうか。今年は,おかしなこと,悪いことがまかり通らないような社会をつくりたい,という思いで記事を書いてきた。お米の農薬偽装やタオルの品質偽装をしても,国民に関係のないご老人が出てきて(おそらく社長なのであろうが),「責任は私にあります」「申し訳ございませんでした」と言われても,どうにもならない。政治家が悪いことをしても「今後も仕事を全うすることで責任をとりたい」とおかしな言い訳を言って,許してもらおうとする。

責任を取るということは,元に戻す,無かったことに状態を戻すことだ。それが無理なら,それに近い最大限のことをすることだ。お米の問題だったら,農薬のかかったコメを高い値段で食べさせられてきた健康に気遣う人々に対して,賠償金を支払う。タオルの問題だったら,正規品と交換するか弁償する。政治家の問題だったら,責任を取って国民の代表をやめる。それが責任を取るということだろう。「ゴメンナサイ」「これからも仕事をする」という反省などない。大人の言うことか。

小さいことかもしれないが,これを許すと,第二第三の偽装や政治家によるごまかしなどが出て,混とんとした社会になってしまう(これまで簡単に許してきたから,すでに増え続けてしまっているのであるが)。悪い人は捕まるまで,あるいは社会的制裁を受けるまで続けるものだ。悪いことを簡単に許さず,来年は逆の方向に向かって前進していく社会にしたい。