自民党が法案を提出し,それについて国会で審議をする。そして自民党の議席数が多いので,当然最後に可決され法案が通る。何のための審議なのか。法案は,国会に提出した時点ですでに通ることが決まっているではないか。もっと言うと,選挙が終わったその日に,議席数の多い党が提出する法案は可決されることが決まる。国会での審議などはいらないし,野党もいらない。野党になった人々は,選挙が終わったらその日のうちに議席を失うようにしたほうがよい。議員として存在していても何もならないし,税金だけが無駄になる。まさに給料泥棒だ。
今の政治制度(党をつくったり二院制にしたり)はすべて茶番であることは誰の目にも明らかだ。党をつくることを禁止し,議員一人一人が自分の意志で行動できるようにするのが本当の民主主義だ。法案をつくったり内閣をつくったりするのも,あくまで一人一人の能力や専門性でメンバーを決めればよい。こう書けば,自民党議員は不都合な点を挙げて反対するだろうが,その本末転倒の議論もこのブログで反対してきた通りだ。「不都合な点があるからやらない」ではなく,不都合な点をなくしていけば反対することもなくなるだろう。議員になる目的がゆがんでいなければ・・・。