M-1グランプリで,トレンディエンジェルが優勝した。情報番組でネタを見たら,初めから終わりまで頭皮の薄毛を馬鹿にした内容だった。頭皮の薄毛は老化現象である。老化によって足や腰が不自由になった年配の方を一生懸命馬鹿にしたり,中・高年の女性の顔に出てきたシワなどをずっとからかい続けることと同じである。彼らがネタをすることで社会に及ぼした影響は計り知れない。薄毛の方をみんなで見下し笑いからかおう!と社会にうったえているようなものだ。これからは,街で頭皮の薄い方を見かけた小学生や女子高生は,笑いをこらえるようになるだろう。トレンディエンジェルは,薄毛を差別し,そして国民にも薄毛の方を馬鹿にするよう働きかけて二度と消えない悪しき風習を日本に広めてしまったことを今すぐ謝罪し,今後差別的なネタをしないよう約束することが必要である。
からかい,冷やかしは犯罪(名誉棄損罪)だ。ネタ自体は自分たちの薄毛を対象にしているからすぐに逮捕ということはないだろうが,このネタを見て多くの若者たちが薄毛の方たちを直接的に馬鹿にしたら,犯罪を助長,手助けをした彼らに責任がないとは言えない。金や名声のために,多くの国民をそそのかして犯罪をさせておいて,あとは知らん顔というのは許さない。
また,この差別ネタを繰り返し放映して世間に広めて薄毛の方を社会の笑いものにしようと努力しているマスコミも反省し,薄毛の方に謝罪しなければならない。薄毛を馬鹿にしたり笑いものにする風潮を広めているマスコミも,相応の責任を負うべきだ。当然,「ごめんなさい」などではすまされない。責任をとるということは,国民の記憶から薄毛の方を馬鹿にして笑いものにする気持ちを消すことである。マスコミはいつも短絡的に取り返しのつかないことを平気でやってしまう。