今年の流行語大賞は,ベスト10から,「トリプルスリー」と「爆買い」の2つが選ばれた。ベスト10の中で,唯一初めて耳にした「トリプルスリー」が大賞だった。未だに意味も分からない。野球に関する言葉らしい。「五郎丸」のようにラグビーの枠を超えて国民的になった言葉なら選ばれてもわかるが,トリプルスリーは野球に興味がない人にとっては接点も関心もない言葉だ。ある一種目,例えばゴルフや卓球などで何か珍しいことが起きた年であっても,それはゴルフや卓球だけの局所的な話であって,日本の流行語大賞にはならない。
審査員を見ると,一癖も二癖もあり,自分の意見が正しいと信じ込んでいる自己主張の強い人が2名見受けられた。これらの人物の誘導で決まった感じがする(トリプルスリー)。今回,おかしな結果になったのは,これらの審査員を選んだ人に責任がある。来年は,自己主張が強くなく(他の審査員を黙らせることがなく),強い癖のない人に審査員をお願いしたい。
「2015年は,トリプルスリーが大賞」としてずっと残る。それだけはやめてねというものをピンポイントで選んでくる。その言い訳だけはやめてねというものをピンポイントで言ってくる(「これからも仕事を頑張ることで責任をとりたい」という政治家の言葉)。日本から恥というものがなくなっていく感じがする。