侍ジャパンが,韓国に負けた。大谷投手の球を,韓国は打てなかった。だから日本は勝つと誰もが思った。韓国の選手や監督もそう思っていた(試合後の韓国の監督の発言より)。ところが,小久保監督がその大谷投手を7回が終わったところで,投球数が少なかったにもかかわらず降板させてしまった。小久保監督以外のすべての人が,目を疑ったことであろう。監督の目的は,韓国側にチャンスを与えることだったと判断せざるを得ない。どうしても打てなかった大谷投手を降板させてくれたことで,韓国側は歓喜した。やっとチャンスがきたと…。後に韓国の監督は,この時のことを「勝機を感じた」と述べている。次のピッチャーは大谷より球が遅いので,大谷の球に目が慣れてきていた韓国側にとってはとても打ちやすいボールに見えるだろうし,抑え投手はいきなりなので不安定でもあろうし,プレッシャーもあったであろう。日本は,韓国側がどうしても打てない大谷投手を降ろして,そのような別のピッチャーに変えるなんて自殺行為である。助監督やピッチングコーチなどがいて,止めたりはしなかったのだろうか。結果は予定通りであった。

小久保監督は,抑えのピッチャーは前から決めていたということを繰り返し話していたが,大谷投手の投球数が少なかったのであれば,現状に応じて判断するのが一番いいだろう。以前に自分が決めていたからといって,現状がどうあれ必ずその通りにしなければならないと考えるのは愚かなことだ。

全ては小久保監督の能力が敗因である。自分自身でも,「責任は自分にある。継投ミスだった」と言っていたが,責任の取れない人が「自分に責任がある」などと言うべきでもないし,まだ継投にこだわっていた。継投の問題ではないのだが・・・。小久保監督は,後日のインタビューで「悔しい」と話していた。自分一人がとんでもないことをしておいて,悔しいとはどういうことか。この監督には,ため息しか出てこない。

話は少し外れるが,野球解説者の佐々木氏(浜の大魔神)が,最後に大谷投手を交代させたこと(韓国側が喜ぶことをしたこと)は正しかったと,かなり力強く断言していたことも,彼の能力を示すものとして紹介しておく。