終戦記念日の今日,東京で戦没者追悼式が行われた。みんな,不戦の誓いを新たにしたのではないだろうか。そのような時にこんなことを言うのは申し訳ないのであるが,どこかの国が日本に戦争を仕掛けてきたら,日本は指をくわえてみていられるだろうか。他国が本気で日本に攻めてきたらアメリカが応戦してくれ,当然その後ろから日本もついていくことになる。日本の周辺の国々は,戦争をすることなんてなんとも思っておらず,しかも日本を心底憎んでいる国ばかりである(日本なんか地球上からいなくなればいいと本気で思っている)。逆の意味で,日本人は平和だなあと感じる。
 今日,安倍総理は靖国神社への参拝を見送った。過去に参拝した時,韓国と中国が大騒ぎをしたからだ。今日参拝を見送ったことで,両国はどう思ったであろう。日本政府は反省しているなあと感じて態度を和らげるだろうか。それとも,大騒ぎをすれば日本の総理は我々の言う通りに動くんだと学習してしまっただろうか。今日の総理の判断は,正しかったのか。中国と韓国が事あるごとにこれまで以上に大騒ぎをするようにならなければよいのだが…。
「外交とは,武器を持たない戦争である」と言われる。日本人がもっているような「思いやり」で他国と本当に仲良くしようなんて考える日本人は間違っているのだろう。日本は,科学技術や経済では一流だが,外交は五流である。
 いろいろなことを考えさせられた終戦記念日であった。