久しぶりにファミレスでカレーライスを食べた。おそらく福島産米なのだろう。
福島産米はスーパーなどで目にすることはないが,去年,米業者が福島産米を新潟産米として数十トン市場に出していたニュースは記憶に新しい。福島の農家や農協は自主的に放射能検査をしていて安全であると強調するが,もし放射能検査で基準値を超える放射線量が出た場合,大量の米を捨てることができるだろうか。田んぼの水や泥は動くことを考えると,同じ地域で採れた大量の米は,放射能にやられている可能性が高い。その米は,丹精込めて作ったものであろうし,何よりも米=お金なのである。それを農家の人が捨てるなど考えられない。
私は,当事者による農産物や魚介類の自主検査というものは,意味がないと思っている。どうせ,自治体や業者,販売店によって検査や産地の偽装がおこなわれ,国民は汚染食物から逃れることは不可能であろう。それなら,農家や農協,漁業組合等による気休め程度の自主検査などは行わなくてよい。当事者たちも,罪悪感で押しつぶされてしまうだろう。もうそのようなことはしなくてよい。
福島産米はスーパーなどで目にすることはないが,去年,米業者が福島産米を新潟産米として数十トン市場に出していたニュースは記憶に新しい。福島の農家や農協は自主的に放射能検査をしていて安全であると強調するが,もし放射能検査で基準値を超える放射線量が出た場合,大量の米を捨てることができるだろうか。田んぼの水や泥は動くことを考えると,同じ地域で採れた大量の米は,放射能にやられている可能性が高い。その米は,丹精込めて作ったものであろうし,何よりも米=お金なのである。それを農家の人が捨てるなど考えられない。
私は,当事者による農産物や魚介類の自主検査というものは,意味がないと思っている。どうせ,自治体や業者,販売店によって検査や産地の偽装がおこなわれ,国民は汚染食物から逃れることは不可能であろう。それなら,農家や農協,漁業組合等による気休め程度の自主検査などは行わなくてよい。当事者たちも,罪悪感で押しつぶされてしまうだろう。もうそのようなことはしなくてよい。