今日は参議院選挙だ。日本経済の破たんに向けて一気に突き進むのか,ブレーキをかけながら社会保障や終身雇用を充実させていくのか,決めるのは国民だ。政治家は単に様々な案(政策)を出し,その賛否は選挙によって国民が決定する。決定された通りに政治家は実行していく。投票をしに行く方は,選挙の重要性を認識し,一票を投じてもらいたい。
 アベノミクスによって,実体が何か好転しただろうか。多くの地方公務員の給料が今月からかなり減る。政府からの要請(事実上強制)によるものだ。これが実態だ。騒いでいるのは,為替操作による(つまり実体の伴わない)株価の高騰だけだ。しかもそのために莫大な税金を使っている。株や日本の国債が突如大暴落し,投入した莫大な税金も消え,バブルがはじけて実態が見えた時,その道を選んだのは自分だったとならないよう,投票に行かれる方はよく考えて投票する政党を決めてほしい。
 ちなみに私は投票には行かない。なぜなら,私は国政選挙が常時投票率50%を切ることで,日本の政党政治や選挙の在り方を根本から変えたいと願っているからである。政治家達は,投票に行かない人たちを非国民だとか,投票する権利があるのだから権利を行使するべきだなどという。私には,政治家達による「原発は絶対安心・安全・大丈夫だ~」のさけびと同じにしか聞こえない。稚劣な詭弁,くだらない茶番劇はもういい。