安倍総理の問責決議案が参議院で可決された。衆議院ではないので法的責任を問うことはないが,政治的責任が発生したことになる。可決後,自民党幹部たちに「先ほど問責決議が可決されました」と安倍氏が報告すると,みんなで大笑いをしていた。皆,下品で醜い笑い顔だった。その後の記者会見で,安倍氏は問責が可決されたことを反省するのではなく,問責決議案を可決した参議院でねじれが生じているからこのようなことが起こるのであり次の参議院でこのねじれを解消しなければならないなどと,的外れなことを話していた。彼のいつものトンチンカンな思考,自分の考えは必ず正しいという思い込みによる歪んだ言動,そして能力不足の者のはったり笑顔が今日も炸裂していた。
 能力の無い者は,独裁者になりたがる。そして独裁的になるためには手段を選ばない。はったり,詭弁,権力行使,嘘等なんでもありである。さらに,頭が悪いし周囲のことがわからないから恥も感じない。安倍氏を見ていると,これにぴたりとあてはまる。彼は国の借金をとてつもなく増やし,原発を再稼働させ,最終的に憲法9条を変えて自衛隊を国防軍としたのち,いつものひきつった「はったり笑顔」で去っていくのだろう。やはり,議員の世襲制はだめだ。