衆院解散が決定した。民主は大きく議席を減らすことだろう。これから各党においてマニフェストがつくられ発表される。以前はマニフェストなどという言葉ではなく,公約という言葉を使っていた。両者の違いを調べてみると,マニフェストはより具体的な公約と言うことらしい。しかし,国民との約束が抽象的であろうと具体的であろうと,きちんとした見通しも持たずに選挙に勝つために魅力的な嘘の約束をするうえで,別に漠然としていても具体的であっても何も変わらないだろう。あえていうならば,具体性のある嘘である「マニフェスト」のほうが,より悪質性が高いということだろうか。
どうせ達成できるかどうかわからないのだから(選挙に勝つための無理をした約束だから,どちらかというと達成できる可能性のほうが低いだろう),各政党は今回の選挙から「マニフェスト」という言葉を使わずに,以前の通り「公約」という言葉で自分たちががんばることを述べてもらいたいものである。
どうせ達成できるかどうかわからないのだから(選挙に勝つための無理をした約束だから,どちらかというと達成できる可能性のほうが低いだろう),各政党は今回の選挙から「マニフェスト」という言葉を使わずに,以前の通り「公約」という言葉で自分たちががんばることを述べてもらいたいものである。