将来のエネルギーについて,国民の意見聴取会が名古屋市で開かれた。その中 に中部電力会社の社員がいて,福島原発事故について次のような意見を述べた。
「放射能の影響で亡くなった人はいない。」
だからあのような大事故が起きても安全だというのか。この人は小学校を出ているのか。小学生でもこのような原発の安全性の理由付けはしない。東日本の農林水産業に従事していた多くの人々から仕事を奪って何人もの自殺者を出し,原発近くの病院から避難をした人やそこにしばらく残った人が途中で亡くなり,せまい仮住宅で高齢者が病気で亡くなったり自殺をし,そして十数年後から福島で何人ものがん患者が出てきて亡くなっていくだろう。これらはすべて放射能の間接的な影響だ。そもそも,亡くならないから大丈夫だという話ではない。死なない程度の高レベルの放射能をあなたの子どもに浴びせていいだろうか。この美しい東北の広大な土地を放射能だらけにしても,まだ原発を動かすのか。まだこのような発言をするのか。
この発言をした電力会社の人とその家族を,あなたたちが奪った土地である福島の強制避難地域に引っ越しをさせてやりたい。堂々と叱る菅元総理がいなくなった今,日本の電力会社は開き直り,言いたい放題だ。