3月,江戸川区の路上に発生したコケ類などから,1㎏当たり約24万Bqの高濃度放射性セシウムが検出されたことが明らかになった(分析は神戸大大学院の山内知也教授-放射線計測学)。これは,原子炉等規制法で定められた「安全基準(クリアランスレベル)」の約2430倍になるという。教授は,「総量でも1万ベクレルを超えており、危険なものとして管理されるべきだ」と指摘している。
 同じく江戸川区のJR平井駅周辺で採取された黒っぽい粉からは、やはり1㎏あたり24万3000Bqという数値が出た。
 みんな忘れたいのだろうが,やはり昨年の3月から4月にかけて,関東にはものすごい量のセシウムが降り注いだのだろう。マスコミや政治家は,関東の放射能などには一切触れなくなったが,別にセシウムが無くなったわけではない。知らん顔をして今後30年間高い放射能を国民に浴び続けさせるのか,それともあきらめないで可能な限り除染をするのか,さてこれからあの民主党さんはどちらを選択するか見守りたい。