福島第一原発から50キロほど離れたところにある湯ノ岳断層は活断層なのだそうだ。この活断層の地震によって,現在むき出しになっている使用済み核燃料プールが崩れたら,何もかもが終わりとなる。震災から1年がたとうとしている今,もう大丈夫だろうと思っている人々は多いが,昨年3月の放射能漏れなど問題にならない結末に至る危険性がまだまだある。今も日本の将来を運(天災)に任せている状態であることを肝に銘じ,政府には一刻も早くプール内の核燃料を取り除いてもらいたい。