ソフトバンクがリーグ優勝をした。監督は「今年は東日本大震災があり、多くの人たちに勇気を与えようとスタートしたので…」と話していた。仙台の楽天イーグルスならわかるが,なぜソフトバンクががんばったり優勝したりすることが東北の被災地の人々に勇気を与えたり元気づけたりすることになるのだろうか。私にはよくわからない。
このような東北の震災をだしにして試合に勝とうとしたり会社の利益を上げようとしたり,あるいは地域のお祭りなどの行事を盛り上げたりしようとする動きがある。被災地の人々が現在本当に助かること,例えばがれきの処理や焼却灰の一部の埋設を引き受けたりすることなら西日本の人々も復興の手伝いをしようとしてくれているんだなあと被災地の人々も思うだろうが,そういうことは西日本の人々は絶対に拒否をする。東京や秋田ががれきを引き受けるというのに,なぜ西日本の人々は…。そのくせ,震災復興を自分たちの行事に絡めたり口だけは東日本の人々以上だ。
人の心について,いろいろと考えさせられてしまう。