必要な時には利用不可

　名古屋の各地域で避難勧告や避難指示が出されている。自分の地域は何が出ているのか名古屋市や河川事務所のホームページを見ようとしてもアクセスが集中していて繋がらない。避難したほうがよいのか家に残っていて大丈夫なのか，情報を得ることができない市民が自宅で恐怖を感じているとのことだ。
　別に見る必要もないような通常時には確実に市のホームページを閲覧できるが，どうしても見たい時になるとつながらずに見ることができないようになる。この状態が改善されないことが不思議だ。緊急時用にアドレスを変えた市のホームページをいくつも用意しておくとかサーバーの容量を緊急時用に確保しておくとか，手はいろいろありそうだ。
　携帯電話も災害などの緊急時だけつながらなくなるようにできている。どうも公共性のある機関や企業は，あまり市民（利用者）のことを考えていないように思うのである。緊急に必要になると同時に利用ができなくなる仕組みはおかしいだろう。